WIKI2019ラッパ吹き

⑯エンリコ・ラバ/ジェルソミーナ「イタリアン・バラッズ」
 
 一生の「サマーズ・オールモースト・ゴーン」の雰囲気に似た感じを思い出した。エンリコ・ラバの本作だ。いわゆるモダン・ジャズの本流とは毛並も感覚も異なる(ブルーノートとECMの違い程度の差異だとも)一群の内に存在していたエンリコ・ラバが正に本家帰りして取り組んだ一作。映画「道」では見世物の呼び込み用のお囃子みたいなフレーズだが耳について、知恵遅れの娘が目に焼き付く。二二・ロッソのように歌い上げられるとまさに名曲だが、このアルバムはイタリアのカンツォーネを「悲哀」という言葉で切り刻み、モザイクのように再構成してみせた作品群。歌唱としてはうまくないが、音で綴る絵画のような印象。

エンリコ・ラバ.jpg

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