WIKI2019ラッパ吹き

⑮原朋直/時には母のない子のように「三つの扉」
 
三つの扉 原.jpg原&ヒックス.jpg

 戦後、日本ジャズ界のトランぺッターは日野皓正が人気実力ともに第一人者として君臨していた。ところが、’97スイング・ジャーナル誌の人気投票で、原朋直がトップになるという劇的な世代交代が起こった。本作は、まさにその偉業がなされた年に作られたもの。ピアノとのデュオで作られた意欲作。「時には母のない子のように」は、黒人霊歌。 「深い河」や「ジェリコの戦い」「誰も知らない私の悩み」といった聞き馴染んだ曲が少なくないが、いわゆる聖歌と異なるのはアフリカの故郷と母から強制的に引き離されて、二度と戻ることのできない黒人奴隷たちのスピリチュアルズであるということ。ゴスペルやブルース~ジャズの原典である。
  原は、横須賀生まれの50代前半(’66生まれ)。日本福祉大学卒とは意外。ジャズ・メンになるに、渡米してバークリに入学して、というスタンダード路線を踏んでいない。中高大のブラバンが育てたアドリブ・プレイヤーであるところがよい!?

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