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ラッパ吹き
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②ドルフィーに捧げる涙/テッド・カーソン
 テッド・カーソンは1935生まれ、2012没。二十代半ばにチャーリー・ミンガス・グループに属していた頃、エリック・ドルフィーと共演。自身のアルバム「プレンティ・オブ・ホーン」にも参加してもらっている。1964年ドルフィーがパリで客死したのを悼んで本作がつくられた。
 アヴァンギャルド~ニュー・ジャズ系に位置付けられているカーソンだが、ドルフィー同様ミンガスに薫陶を受けたことが主流派・ハードバッパーとの差異。ミンガスがエリントンを源流にしている如く、カーソンはクリフォード・ブラウンにミンガスの持つフリーで猥雑な新感覚を装っただけに聞こえる。同様に、ドルフィーと共演したブッカー・リトルや初期のフレディー・ハバードが新鮮に聞こえるのもドルフィーが演出したミンガス効果のような気がする。

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